アラートの送信
免責事項: Prometheusは、設定されたアラートルールによって生成されたアラートの送信を自動的に行います。直接クライアントを実装するよりも、時系列データに基づいてPrometheusでアラートルールを設定することを強くお勧めします。
API v2を介してAlertmanagerにアラートを送信します。v2のスキームはOpenAPI仕様として指定されており、こちらで見つけることができます。API v1はAlertmanagerバージョン0.16.0で非推奨となり、Alertmanagerバージョン0.27.0で削除されました。
クライアントは、アラートがアクティブである限り、継続的にアラートを再送信することが期待されます(通常30秒から3分程度)。クライアントは、POSTリクエストを介してAlertmanagerにアラートのリストをプッシュできます。
各アラートのラベルは、同一のアラートインスタンスを識別し、重複排除を実行するために使用されます。アノテーションは常に最近受信されたものに設定され、アラートを識別するものではありません。
startsAt
とendsAt
のタイムスタンプはどちらもオプションです。startsAt
が省略された場合、現在の時刻がAlertmanagerによって割り当てられます。endsAt
は、アラートの終了時刻が既知の場合にのみ設定されます。それ以外の場合は、アラートが最後に受信されてからの設定可能なタイムアウト期間に設定されます。
generatorURL
フィールドは、クライアント内のこのアラートの原因となるエンティティを識別する一意のバックリンクです。
[
{
"labels": {
"alertname": "<requiredAlertName>",
"<labelname>": "<labelvalue>",
...
},
"annotations": {
"<labelname>": "<labelvalue>",
},
"startsAt": "<rfc3339>",
"endsAt": "<rfc3339>",
"generatorURL": "<generator_url>"
},
...
]